・・・・・Relay column 'Our school' ・・・・・
◆連載寄稿◆ 学 校 紹 介(1)
バーンノーントーン小学校

私たちの誇り              〜バーンノーントーン小学校 マニラット・ウドム

 バーンノーントーン学校はコーンケーン県ノーンソーンホン郡ドーンドゥー村第3部落にあり、県の中心地から114キロメートル、郡の中心から4キロ離れており、仏暦2500(西暦1957)年に建設が始められました。学校の敷地は、もとはバーンノーントーン寺の敷地であり、現在の敷地にお寺が移ったとき、村の人々が一致団結して、学校の建設を要請しました。

 「木陰が醸し出す涼しげな雰囲気、暮らしやすそうな風景、種々の観葉樹や花が美しい」という言葉は、バーンノーントーン学校に出会った人の発する反応です。これは、我々ノーントーン人の誇るものの一つであります。

 学校に一歩足を踏み入れると、樹木の緑、菩提樹やゴールデンシャワーの木陰が清々しく感じられます。そして、ティエンヨットの樹が続いて、学校の6ライ余りの敷地に、黄色と緑の織り成す

並木通りをつくっています。私たちは、敷地の隅々まで樹木の緑で埋め尽くすように努力しております。

 学校は大変環境がよく、私たちのもらった賞は、郡から県レベルの賞にまで高められました。また、樹木の環境保護に努める他、鳥やトカゲやカメレオンや虫など木陰に棲息する動物、また食料である野菜、例えばキーレック(タガヤサンの葉)、筍、サダオ(インドセンダン)、タムルン(ツタウリ)、果物ではマンゴー、タマリンド、ノーイナー(釈迦頭)、マヨム(チェルマイ)なども大切にしていて、季節になると生徒たちが充分に食することができます。

同校が力を入れて取り組んでいる苗木プロジェクト。給食で飲み終わった牛乳パックが使われています。(左写真〕

 学校を訪れた人々からは、「バーンノーントーン学校は、住み心地がよさそうだ。生茂る樹木の木陰が清々しい。環境が最高だ。」という褒め言葉を何度も何度ももらっております。

 私たちの観葉樹や草花は自然に種を拡大し、全国規模で行われる小学校祭や行事のある大切な日には、先生と学生は協力し合って、私たちの成果を発表したり、樹木を販売してきたりしました。私たちがずっとこのようにしてきたので、樹木に関しては地域の中でも存在が知られ、非常に有名になっています。

 環境方面での評価の他にも、「学校における民主主義」という点で、様々な部署から、民主主義推進の活動をよく行っている学校として、高い評価を受けています。

毎朝の朝礼では形だけですが、坐禅をします。

 バーンノーントーン学校は郡境に接した(プウェイノーイ郡に接している)大変な地域にあり、学生のほとんどは家庭が貧しく、両親の仕事は日雇いか農業であり、私たちの学生は服や勉強道具や食料など、いろいろなものが不足しています。しかし、私たちノーントーン人は、貧困だからと言って、くじけて義務や役割を放棄することはありません。大切なのは、私たちの貧しさは心の貧しさではないということです。

 バーンノーントーン学校は小さい学校で、予算も少ないです。しかし、外部の様々な団体から援助を受け、また地域コミュニティー、父兄、学生や先生方の協力があり、私たちの学校は今日に至るまで過しやすく、名声を保っております。

◆バーンノーントーン小学校メモ◆
児童・園児99名、教員6名。
幼稚園クラスから小学校6年まで7クラス
煉瓦セメント構造の平屋校舎2棟
食堂兼集会施設1棟、図書室1棟
教員官舎3棟
伝統球技タックロー場1面
同地区の人口は約400名(季節により流動)

上写真:校庭に安座するお釈迦様。生徒は登下校時に合掌します。

◆バーンノーントーン小学校への支援状況

 1992(仏歴2534)年から、給食テーブル材料費、学校農園器具、遊具施設設置費用などの支援活動を行っています。近年は予算の都合から交流事業に重きを置いています。

当奨学金の支援で作られたタックロー場

◆編集後記

 この記事を寄稿していただいたノイ先生(マニラット・ウドム教諭)は、2003(仏歴2546)年5月に他校へ転出されました。奨学金発足当時からよき理解者であり、協力者であり、且つ相談にも乗っていただいた、先生のこの学校への功績は計り知れないものがあります。

メニュー▲ページ先頭へ